北方領土返還を願う千島の砦

オーロラ通信

 根室市 訪問 2011.10.04 - 10.06

2011年10月4日から6日にかけ、役員理事、事務局の計9人が根室市を訪れました。

まず長谷川俊輔市長らを表敬訪問し、NPO法人設立の経緯や旧「平和の塔」を「望郷の塔」に改名した経緯などを説明。

「望郷の塔を停滞する北方領土返還運動や地域の観光事業に活用すること」で合意

根室市

各理事より長谷川市長へNPO法人設立の挨拶
根室市長 長谷川俊輔氏
根室市副市長 石垣雅敏氏
根室市総務部長 高島成司氏

副理事長 高橋ひとみ
理事 稲谷章一



根室市

オーロラタワーの現状についてヒアリングと今後の運営について

根室市議会議長 波多雄志氏
根室市議会副議長 竹内正利氏

副理事長 高橋ひとみ
理事 稲谷章一



根室市

根室商工会議所とオーロラタワー活用について検討

根室商工会議所会頭 山下洋司氏
根室商工会議所副会頭 佐藤文彦氏
根室商工会議所副会頭 杉山忠夫氏
根室商工会議所副会頭 山本連治郎氏

副理事長 高橋ひとみ
理事 稲谷章一

根室市

マスコミの方々への記者会見

副理事長 高橋ひとみ
理事 稲谷章一





千島歯舞諸島居住者連盟

オーロラタワーを活用した地元活動との連携について会談

千島歯舞諸島居住者連盟根室支部支部長
宮谷内亮一氏
千島歯舞諸島居住者連盟根室支部副支部長
高橋孝志氏
千島歯舞諸島居住者連盟根室支部副支部長
野潟龍彦氏

千島歯舞諸島居住者連盟根室支部の方々と

北方領土問題について

次いで市議会に波多雄志議長らを訪ね、同様の設立挨拶をし、塔の今後の管理運営などを説明。また根室商工会議所では山下洋司会頭らと懇談し、望郷の塔の再スタートについて地元の協力を要請しました。この一連の訪問は翌5日の北海道新聞、根室新聞、釧路新聞に詳細が報じられました。

5日は千島歯舞諸島居住者連盟のみなさんと役員、事務局との間で挨拶を兼ねた懇談会を開きました。

同根室支部の宮谷内亮一支部長は「せっかくの塔が幻の施設になっている。天気が悪い日は何も見えないので内閣府に天気の良い日の映像を確保してくれるよう要望している」と話し、「元島民の語り部はもう70代後半になったが、継承についてはさらに力を入れていきたい」と話しました。

一方、二世会員である根室管内青年部連絡協議会の野潟龍彦顧問は、仕事と返還運動の両立の難しさを述べ、「三世や四世にこの運動を強いることはできない。国にはわれわれが仕事をしながら活動ができる環境・制度の構築といった国内措置をとってもらわないと」と訴えました。

同時に北方領土を含む大きな経済圏として根室が成り立つ事実や、国後・択捉が将来の日本の食糧基地になる可能性を説明し、「四島との経済交流を本格的に議論しなければならない時期に来ている」と指摘しました。

また望郷の塔からは「すべての海が見える」とし、「悪いことをする船を監視するにも絶好の塔」とユーモアを交えて話し、「この施設を核にして納沙布は凄いところなんだということを全国に知ってもらいたい」と強調しました。

語り部で知られる同連盟の高橋孝志理事は「あの塔からは私が生まれた島の全部が見える」と話し、「なぜあの塔を使っていないんだという人が地元にはいっぱいいる。根室に来た人が必ず足を運ぶ場所にしてもらいたい」と期待を寄せ、五月から十一月にかけての納沙布のすばらしさを語りました。

最後に宮谷内支部長は「この20年、ビザなし交流始め日ロ間の友好は確かに進んだが、領土問題は悪くなったのではないか。ここで一石を投じ、経済問題を投げかけ、全国に北方領土問題を喚起していきたい」と改めて返還実現への決意を語りました。

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